土曜日、最初の全日本選手権の公式予選はJ-GP3クラス。35分間の1セッションでの争いだ。今季これまで3レースで、ポールポジションは栗原佳祐が2回、徳留真紀が1回と分け合っている。その二人がセッション終盤に激しくアタックを繰り広げた。
セッション開始早々、伊達悠太が1分37秒994でトップに立つが、それを栗原がコンマ1秒上回る。赤旗で一旦中断したセッションが再開され、3番手にいた徳留がタイムアップ、37秒487をマークしてトップに浮上する。終盤、栗原が37秒405まで上げで再びトップに立つと、さらに37秒386まで更新。徳留が自身の最終周で37秒198をマークして栗原を逆転してアタックを終了したが、それを栗原がチェッカー周で37秒156と100分の4秒上回り、大逆転で今季3回目のポールポジションを獲得した。3番手は伊達、セカンドロウには佐野勝人が38秒061、安村武志が38秒226、中村大輝が38秒279で並ぶ。 |