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上和田拓海、難しい状況で全日本初ポール!
「差を詰めて決勝レースはしっかり闘いたい」 |
ST600の公式予選は、雨が落ち着き、路面が少しずつ乾いていくという、タイヤ選択やアタックのタイミングなど難しい状況でのセッションとなった。序盤から奥田教介、長尾健吾、柴田陸樹らが2分05秒あたりから始まり、周回と時間が経過するに従って、徐々にタイムも上がって行く展開となった。中盤に入ると、事前テストのウェットコンディションで速さを見せていた行村和樹も上位に食い込み、路面も乾いてくる中で順位も激しく入れ替わる。しかし、チェッカーが提示された周にドライタイヤで勝負に出ていた上和田拓海が2番手を1秒以上離す2分01秒755で全日本初ポールポジションを獲得した。2番手にはさらにタイムを03秒040へと上げた行村、奥田が03秒163で3番手となった。 |
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ポールポジション:2分01秒755/#40 上和田 拓海/Team Plusone
『チームもとても良い雰囲気だし、伸び伸びできているというのが実感です。予選は路面も乾き始めてくる中でのスタートだったので、難しいコンディションでしたが、最初はレインタイヤで出たのですが、早めに乾くと予想して切り替えました。それで、終盤にドライタイヤで長く走れるようにして、最終ラップだけでアタックしようと考えたんです。替えた当初は我慢ですが、自分のペースを作っておいて乾いてくればイケる!と、その読みが当たりました。ドライではまだライバルと差はありますが、明日のフリーでそれを少しでも無くして、決勝ではしっかり走りたいと思います』 |
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上和田拓海 |
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TXT: Superbike.jp/Photo : H.Wakita/(c) |
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