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SUPERBIKE RACE in SUGO


全日本ロードレース選手権ST600
ST600 Supported by BRIDGESTONE
ブリヂストンロゴ

文部科学大臣杯 2020年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦 
SUPERBIKERACE in SUGO
主催:スポーツランドSUGO(3,737.5m)
レースレポート
開催日:2020-8/10

<イベント概要>
●開催概要:
8月10日(月祝) 決勝レース
天候:晴 コース:ドライ

8月9日(日)公式予選・決勝レース
天候:雨 コース:ウエット

●会場:宮城県 SUGOインターナショナルレーシングコース(1周3,737.5m)

 
岡本裕生がパーフェクトウイン!

 各クラスの赤旗中断によりレーススケジュールが遅れ、ST600クラスは約1時間遅れの15:55コースインとなった。

 20周による決勝レーススタート! ホールショットは岡本裕生が奪う。小山知良、南本宗一郎、國峰啄磨、長尾健吾の順でハイポイントコーナーに進入する。オープニングラップは岡本が制し、ホームストレートで小山をかわした南本が2番手、小山3番手、4番手國峰、5番手長尾、6番手阿部恵斗、7番手荒川晃大、ここまでが先頭グループ。間隔が空いて8番手井手翔太、9番手伊達悠太、10番手菅原陸の上位10台。

 岡本はオープニングラップからペースを上げ1周目に約1秒の差を2番手につけて戻って来る。2周目の馬の背コーナーでは、小山が南本のインから前に出て2番手に浮上。岡本が単独トップを走り、小山と南本が2番手争い、その後方で長尾、荒川による4番手争い、國峰、阿部による6番手争いのグループに分かれていた。5周目のシケイン進入で荒川が長尾のインを突き4番手に浮上、前を行く小山、南本のセカンドグループを追走する。その5周目のシケインでは、井手が転倒を喫し戦線を離脱。さらに6周目に國峰もマシントラブルでスローダウンしピットイン。再スタートするものの大きく遅れてしまう。これで阿部が単独6番手走行となる。

 トップ岡本、2番手小山、3番手南本、4番手荒川、5番手長尾、6番手阿部はほぼ等間隔で単独走行を続ける。予選24番グリッドだった古山颯太が7番手まで浮上、予選19番グリッドの鈴木光来が8番手、予選20番グリッドの横山尚太が9番手、10番手に中山耀介、以上がレース中盤10周目の上位10位。予選下位からスタートしたライダーがトップ10圏内に入ってきた。

 上位陣に順位の変動はなくレース終盤に向かっていくが、ここにきて小山のラップタイムに変化が起きる。マシントラブルが発生してしまい、それまで1分32秒台でラップしていたが15周目に1分34秒607と2秒も落ちる。17周目には1分36秒054、そして18周目に1分48秒497とガクンと落ちて6番手まで順位を落とす。

 岡本は一時2番手にコンマ8秒まで詰められたが、1分31秒台のラップタイムをキープ、終盤には後続の33秒台に対して32秒台で周回、結果的に8秒811の大差をつけてトップチェッカー! 2位に南本、3位に荒川、4位長尾、5位阿部、6位古山、7位横山、8位鈴木と続き、小山は後続を確認しながら何とか9位でチェッカーを受けた。

 
表彰台
 
優勝/#41 岡本 裕生 51ガレージ ニトロレーシング
『芳賀紀行さんに教わりスタートを決めることができました。自分がペースを持っていることは分かっていたので逃げるしかないと思って先行逃げ切りを決めました。小山選手の速さは十分にわかっていましたが、背後についていても余り気にせず自分の持つアドバンテージを少しずつ重ねていく走りに集中しました。レース終盤、サインボードにはペースダウンと出ていましたが自分の走りへのプライドから最後までプッシュして走りました。今回はコースレコードの更新はできませんでしたが、全戦全勝、コースレコード更新を目的に次戦以降も臨みたいと思っています。昨年の岡山はドライでレコードに近いタイムで走行できました。新設されたシケインもまだ走ったことがないので次戦もプッシュしていきたいと思います』
 
2位/#2 南本 宗一郎 AKENO SPEED・YAMAHA
『序盤から逃げにかかるだろうと思っていました。スタートが決まり3番手で入れました。岡本選手が前に出たら逃げるのは分かっていたので早めに小山選手を抜いて追いかけようと思いました。2周目の馬の背コーナーでシフトミスをして小山選手に抜かれてからは焦りからいろいろとミスをして、自分の走りができなくなってしまい、その間に間を空けられてしまいました。凄く悔しいレースとなってしまいました。小山選手のペースの落ち方が尋常では無かったのでミスではなくトラブルだろうな、と思いました。この2位も棚ぼただと思っています。チャンピオンを狙うには優勝するしかありません。岡山はデータもキチンと取ってあるので自分のペースでしっかりと走って勝ちを目指します』
 
3位/#54 荒川 晃大 MOTO BUM HONDA
『トップ争いをしての3位表彰台ではなくラッキーな3位だったのでとても悔しいです。スタートは出遅れてしまいそこから追い上げのレースになりました。前の選手を抜くのに手間取ってしまい、その間に先頭グループとの間が空いてしまいました。長尾選手を抜くポイントが見つからなくてオーバーテイクするまでに時間がかかってしまいました。自分の順位を把握して先ずはしっかりと完走することを目標した上で、諦めずに前を追うことを考えて走りました。小山選手はマシントラブルでスローダウンしていたので、これで自分は3位にはなれると思いましたが、それでも前を追いかける事は諦めませんでした。残り3戦しかないのですが、このコロナ禍の中でもレースができる状態に置いてくれるチーム、スポンサー様への感謝の気持ちを忘れずに望みたいと思います』
 
表彰台
レーススタート
 
岡本裕生の走り
岡本裕生の走り
 
表彰台の岡本裕生
表彰台の岡本裕生
 
※ここに掲載している写真の高画質版は、MFJスーパーバイク・プレス専用サイトでダウンロードしていただけます。プレス専用サイトには登録が必要です。登録はこちらから→MFJスーパーバイク・プレス専用サイト
 
TXT: Toshihiro SATO/Photo : H.Wakita(c)
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