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写真&レポート
 
シーズン2勝目
優勝した黒山健一

いくつかの失敗が重なった
小川友幸は2位

SSの失敗で挽回できず
野崎史高は3位

国際A級スーパークラス

2019全日本トライアル選手権シリーズ第5戦中国大会

2019年全日本選手権第5戦。昨年に続いて、広島県三次市灰塚ダムトライアルパークでの開催だ。全日本中国大会は2年ごとに会場を移して開催されるので、来年はまた別の会場となる。お天気が心配される中、オープントロフィーを含め、123名のライダーが雨の灰塚ダムを楽しんだ。また前日土曜日には、レディース・旧車大会が開催、あわせて6名が参加している。

■国際A級スーパークラス

日曜日の雨は不可避の予報だったが、当日の朝はなんとか雨は降らず。予報を見ると午後になると降ってくる様子で、もしかするとそのまま雨に降られずに最後まで終われるかもしれない。

しかし国際B級に1時間のインターバルを置いてスタートした国際A級、そして国際A級スーパーは、スタート直後から小雨に見舞われながらのトライとなった。

雨が降って泥が乗ると、つるつるに滑るヒューム管など、雨が降ったことで難度は増している。第1セクションから、滑るヒューム管からコンクリート板を降りてきて狭いエリアで向きを変える設定で、滑り落ちるライダーも多かった。

序盤の4セクションをすべてクリーンしたのは2人。小川友幸(ホンダ)、小川毅士(ベータ)。氏川政哉(ガスガス)は第2で5点、第3で1点と減点含みの滑り出し、柴田暁(ヴェルティゴ)は第4で5点となった。黒山健一(ヤマハ)と野崎史高(ヤマハ)はともに第3で1点で1点ずつ失っている。

第5で小川(友)、小川(毅)が1点を失い黒山がクリーン、これで黒山と二人の小川が1点で同点トップに立った。

本格的に減点合戦となるのは第7セクションからで(第6はIB、LTR、OTのみがトライした)、中でも最大の鬼門が第8だった。ホイールベース間隔で置かれたブロックをポンポンと飛んで上って行き、滑るヒューム管に飛びつくもので、去年は小川(友)がヒューム管の飛びつきで失敗して激突している。今年はその手前のブロックの難度が高かった。

そして2年目の今年、なんと小川(友)がまた失敗。それも去年とまったく同じパターンだった。やり方を変えて挑むことに決めた2ラップ目は、手前のブロックで失敗。ここを2回とも5点となった。ここは難度の高いセクションの一つで、小川以外にも、野崎、小川(毅)らが2回とも5点となっている。ここをクリーンしたのは二人だけ、1ラップ目の黒山と2ラップ目の氏川だった。黒山は、このクリーンでリーダーの位置を確たるものとした。

第8以降も黒山は手堅く、1ラップ目10セクションを終えて、その減点は2点。2位の野崎が減点13点だから、その大差ぶりがわかる。一方2位争いは、小川(友)がクリーン数差の同点13点で3位、今回唯一1点のタイムオーバーをとった小川(毅)が14点と3人が横一線。5位柴田は21点、6位氏川は29点と少し差が開いている。久岡孝二(ヤマハ)が30点で氏川に1点差で迫る。

2ラップ目、降ったり止んだりの小雨模様は、この頃ちょっと強くなった。もっとも濡れて泥があがればコンディションが劣化するのは同じで、むしろ雨が少量で表面の泥が洗い流されないほうが、ライダーの苦労になる。

2ラップ目、がぜん好調だったのが氏川だ。第3では5点となったが、1ラップ目にクリーンした黒山さえたたき落とした第8を2ラップ目では唯一クリーンして気を吐いた。2ラップ目は、この氏川と野崎が16点でトップ(クリーン数差で順位をつければ氏川が1位、野崎が2位)、3位が小川(友)で17点、黒山と小川(毅)が20点で並んだ。

SSに進出する10人は、上位から黒山(22点)、野崎(29点)、小川友幸(30点)、小川毅士(34点)、氏川(45点)、柴田(47点)、久岡(59点)、武井誠也(ホンダ・72点)、成田亮(シェルコ・72点)、齊藤晶夫(ホンダ・76点)となった。

SSはふたつともテクニカルで5点となるリスクも高いものだった。SS第1は柴田までが5点、氏川が初めて2点で抜けた。この二人は2点差で4位争いの渦中にいたが、これで点差は5点に広がった。

小川(毅)はSS次第で2位入賞の可能性もあったが、それにはSSを2連続クリーンしなければいけない。小川(毅)がSS第1で2点、小川(友)がクリーンしたところで、小川(毅)の4位が決まった。

野崎は1点、黒山は2点でSS第2を抜けた。これで黒山は24点、2位以下に6点差をつけて勝利を決定的とした。野崎と小川(友)は30点で同点、4位が決まった小川(毅)に続いて、氏川と柴田が5点差で5位を争う。柴田が5位に進出するには、SS第2をなにがなんでもクリーンしなければいけない。

しかしSS第2はSS第1に輪をかけて難関セクションだった。柴田、氏川とともに5点。小川(毅)も5点となり、3位争いの小川(友)のトライとなった。鬼門のヒューム管をスムーズに通過して、初めて減点1で脱出した。

SSまで、2位の座にいたのは野崎だったか、小川(友)のこのトライは野崎への大きなプレッシャーとなった。トライを終えた小川(友)が31点、これからトライする野崎が30点。野崎が1点でここを抜けた場合、両者は同点、クリーンも同じ、1点の数で小川が上位となる。野崎が2位を死守するには、ここはなんとしてもクリーンするしかない。

その思いが裏目に出た。鬼門のヒューム管に上れずに5点。これで、すべての順位が確定した。黒山勝利、小川友幸が2位、3位が野崎だ。

最後にトライした黒山は、勝利が確定していたとはいえ、大きな仕事が残っていた。誰もクリーンしていないSS第2を、優勝者らしくクリーンすることだ。そして見事ここをクリーン。勝者らしい有終の美で、中国大会を締めくくった。

【黒山健一のコメント】

久々に、納得のいく走りができて勝つことができて、いい大会になりました。雨が降って、走りごたえのあるセクションになったのもよかったと思います。勝利のキーになったセクションというか、今日のぼくの会心のセクションは、優勝が決まってからトライしたSS第2をクリーンしたことです。会場の誰もが、クリーンを望んでいたのはわかりましたから。これでシーズン2勝目。あと2勝して、シーズン最多勝利をめざします。

【小川友幸のコメント】

最後に逆転で2位獲得。最低限の仕事はできましたが、しかし今日は納得がいかない、ダメな1日でした。最初はまずまずだったのですが、去年失敗した第8セクションで、去年とまったく同じ失敗をしてしまいました。2ラップ目は今度こそと思っていましたが、その手前で5点になってしまった。滑るところは得意パターンなので、その得意パターンでこんな結果となったのはなさけない限りです。

【野崎史高のコメント】

最後のSSは、ぼくとしてはクリーンするしか許されない状況だったので、それでかたくなってしまった気がします。残念な結果になりました。ただ、最後までしっかり戦えていたと思うので、そういう点はポジティブに考えて、次の戦いにいかしていきたいと思います。正直、タイトル争いは絶望的ですが、最後までしっかり戦っていきたいです。


ベテラン本多元治
今季2勝目
優勝の本多(左)
2位武田(中央)3位寺澤(右)

国際A級

武田呼人(ヴェルティゴ)の連勝が続いているが、開幕戦に勝利した本多元治(ホンダ)が久々の参戦。武田も、本多に勝って本当の勝者と対戦を楽しみにしていた。

しかし武田は、第2セクションで5点になり、ちょっと幸先が悪い。本多も、第3で5点となり、必ずしも絶好調ではないのだが、1ラップ目のトップは本多が取った。武田は3点差で3位だった。

2ラップ目、本多は第1でキルスイッチを手首に巻くのを忘れて5点となる大失敗をしたものの、それでも減点を最小限に抑えて最後まで走りきった。

武田は2位に浮上したが、本多には勝てず。しかしタイトル争い的には武田の独走が続き、ランキング2位の小野に21点の大差をつけている。この点差を守れば、次の中部大会で武田のタイトルが決まることになる。

3位寺澤慎也、4位小野貴史、5位村田慎示とホンダ勢が続き、6位は坂田匠太(ヴェルティゴ)が入った。

【本多元治のコメント】

まずまずいい走りができたと思います。ただ、試合中は減点も少なくなくて、今日はあんまりよくないかなぁと思っていたうえに、2ラップ目の第1でキルスイッチ忘れて5点になってしまいました。でもそれが逆に、なんとか挽回しなければという思いにつながった感じです。2ラップ目中盤に1ラップ目の結果を知って、その調子をキープして優勝できました。でも武田くんはうまい。武田くんはぼくに勝たなきゃというプレッシャーがあってたいへんだったと思います。ぼくはノープレッシャーですから。次、キョウセイでは、きっと、こうはいきません。

 


難セクションで圧勝
西村亜弥

優勝西村(中央)、2位小玉(中央)
3位山中(右)

 

レディースクラス

今回は、レディース始まって以来、9名の参加で盛り上がった。優勝はいつものとおり西村亜弥(ベータ)だが、今回の西村は特に2ラップ目によい走りができたと納得の表情だった。

2位は小玉絵里加(ホンダ)だったが、雨と蒸し暑さとで微妙なコンディションの中、全身を攣ってしまうという憂き目にあい、結果をあきらめながら、最後につかんだ2位入賞だった。3位は小玉に5点差で山中玲美(ホンダ)。山中に3点差で小谷芙佐子(ヤマハ)が入った。

【西村亜弥のコメント】

今回は、レディースが始まって初めてといっていいくらいの走りができました。特に2ラップ目は減点4点(この他、タイムオーバーが2点)だったのですが、ラインが少しはずれて足を出して上りきった第6セクションでの3点と、やっぱりラインがずれてしまい他のクラスのゲートマーカーに接触しそうになったので足をついて修正した1点です。次も、いい走りができるように、がんばりたいと思います。

 

連勝する池田力
今季4勝目

優勝した池田(左)
2位廣畑(中央)3位中野(右)

 



池田力(シェルコ)が、今シーズン4勝目。廣畑伸哉(ガスガス)に4点差、唯一の一桁減点の8点で勝利した。

1ラップ目の池田は減点がたったの2点で好調をアピール。今回のセクション、池田がクリーンできなかったのは第7セクションだけで、その第7も他のライダーはクリーンしているから、あるいはオールクリーンも可能という設定だったが、実際に1ラップだけでも一桁減点で回ったのは4人しかいなかった。そこを池田は2ラップトータルで一桁減点。チャンピオン有力候補としての貫録を見せつけた。

池田はランキングで2位廣畑に20点差。IAの武田と同じく、この点差を維持すれば、次戦中部大会でタイトルが決定する計算だ。

【池田力のコメント】

今日は調子よく走れました。楽しかったです。次も勝てるように、がんばりたいと思います。