天候が心配されたレース1は、ドライコンディションで行われた。
2番手グリッドの鈴木大空翔がホールショットを奪い、ポールポジションの長谷川聖、大堀和基、安村武志、村瀬健琉、岡崎静夏、成田彬人、中山愛理、福嶋佑斗と続いて行く。レース1と同様に序盤はレースを引っ張り、アベレージスピードで上回る長谷川が早めに仕掛けて来るかと思われた。しかし、5周目に安村をかわして3番手に上がった成田が、6周目には長谷川もかわして2番手に上がると、その勢いのまま、9周目に鈴木をもかわしてトップに浮上する。しかし、すぐさま鈴木が抜き返し、その座を譲らない。
レース中盤は、鈴木、成田、村瀬、長谷川、やや離れて安村、中山、岡崎がトップグループを形成する。一時は、4番手までポジションを落としていた長谷川だったが、13周目に2番手に上がると、14周目に、このレースで初めてトップに浮上。15周目に、このレースのファステストラップとなる1分00秒226をマークすると、そのまま独走体制を築き今シーズン2勝目を挙げた。2位に16周目に村瀬をかわした鈴木が入り、村瀬は3位でゴールし全日本初表彰台に上がった。以下、中山、成田、岡崎、太田虎之進、細谷翼、山田尚輝と続くトップ10。レース1のウイナー福嶋は、11位でチェッカーフラッグを受けた。 |