レース開始直前に雨がパラパラと落ちてきたが、すぐに止みドライ路面で20周の決勝レースがスタートした。
ホールショットはポールポジションの名越哲平が奪う。セカンドロウ4番手グリッドの小谷咲斗が好スタートを切って2番手、岩蕪N朗3番手で2コーナーを立ち上がるが、第1ヘアピン進入で作本輝介が岩浮かわして3番手浮上する。オープニングラップは、そのまま名越が制し、小谷、作本、岩浮ニ続く。レース1を制した榎戸育寛は5番手、尾野弘樹6番手、阿部恵斗7番手、徳留真紀8番手、豊島怜9番手、井手翔太10番手のオーダーで2周目に突入して行く。2周目の1コーナーでは、作本が小谷のインに飛び込み2番手に浮上、榎戸も岩浮かわして4番手に浮上する。作本は名越よりも速いペースでプッシュして行くと5周目の1コーナーでトップを奪う。同じく榎戸も1コーナーで小谷を抜いて3番手浮上する。
この辺りから雨が落ちて来たため、各コーナーのポストで降雨を知らせるレッドクロス旗が振られる。しかし路面が濡れるほどにはならずトップ争いは名越、作本、榎戸、小谷、の4台に絞られて来る。
レースも折り返しを迎えようと言う10周目の1コーナーで名越が作本のからトップを奪い返すと作本よりコンマ2〜3秒速いペースで走行、14周目には57秒354のファステストラップをマークして作本を引き離しトップを独走。そのままチェッカーを受け今シーズン2勝目を獲得。ランキングも単独でトップに躍り出た。
後方では、作本と榎戸が2番手争いを展開。15周目の1コーナーでは、榎戸が前に出るが、すぐさま16周目の1コーナーで作本が抜き返す。その後は、作本が榎戸を抑えきり2位でゴール。榎戸は、3位でゴール。2位争いの後方につけていた小谷は健闘の4位。
一時は、尾野、岩普A阿部の3台が繰り広げていた5番手争いは、8周目に尾野が岩浮かわすと、その後は、順位が入れ替わることはなく5位に尾野、6位に岩普A7位に阿部と続いた。以下、8位に徳留、9位に井手、10位に豊島という結果となった。 |