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SUPERBIKE RACE in SUGO


全日本ロードレース選手権ST600
ST600 Supported by BRIDGESTONE
ブリヂストンロゴ

文部科学大臣杯 2019年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦 
SUPERBIKERACE in SUGO
主催:スポーツランドSUGO(3,737.5m)
レースレポート
開催日:2019-5/26

<イベント概要>
●開催概要:
5月26日(日) 決勝レース
天候:晴 コース:ドライ 気温:32度

5月25日(土) 公式予選・決勝レース
天候:晴 コース:ドライ 気温:25度

●会場:宮城県 SUGOインターナショナルレーシングコース(1周3,737.5m)
●観客:土曜日:2,700人 日曜日:5,050人

 
小山知良が岡本裕生との激戦を制し今季初優勝!

 ポールポジションスタートの長尾健吾がホールショットを奪い、2番手グリッドの小山知良、3番手グリッドの岡本裕生とフロントロウの3台が順当に続き、南本宗一郎、伊藤和輝、古山颯太、國峰啄磨、荒川晃大、和田留佳、横江竜司と続いて行った。予選4番手につけていた長尾健史は、朝のウォームアップ走行でミッショントラブルが発生。チームは必死にマシンを修復するが、レースに間に合わずグリッドに並ぶことができなかった。そんな弟の思いを乗せ、兄・健吾は、ペースを上げレースをリードして行く。このペースについて行けたのは、小山、岡本の2人。スポット参戦の伊藤も健闘していたが、ペースが上がらず、6周目にシケインで南本が前に出て行く。南本は、7周目に自己ベストをマークし、トップグループに加わると、4台がトップグループを形成する。その後方に単独走行となった伊藤を挟み、國峰、古山、横江と続いていた。

 レースも折り返しを迎えようという10周目の馬の背コーナーで小山がラインを外すと岡本が2番手に浮上。12周目に入るホームストレートでは、岡本が長尾をかわしてトップに立つとレースをリード。そしてレースも残り3周となる18周目に小山が長尾をホームストレートでかわし2番手に浮上。岡本の背後につける。再度仕掛けたい長尾だったが、ペースを上げることができず19周目の馬の背コーナーで南本にかわされてしまう。
 トップ争いは岡本と小山の一騎打ちとなりファイナルラップを迎える。1コーナーでは、満を持したように小山が岡本に仕掛けインに入り込むが、2コーナーで再び岡本が前に出る。その後方では、長尾が1コーナーで南本をかわし意地を見せる。

 岡本のテールをピタリとマークする小山は、バックストレートから馬の背コーナーのブレーキングで岡本をかわしトップに浮上! 岡本もシケイン立ち上がりから10%勾配のホームストレートでスリップストリームを使い両者並んでチェッカー。小山が0秒002差で今シーズン初優勝を飾った。岡本は悔しい2位。後方の3位争いは、長尾が前でシケインに進入。南本は、シケインで仕掛けようと思ったが、長尾がインを締めたため立ち上がり重視のラインを取り、こちらも並んでゴール。南本が開幕戦に続き3位表彰台を獲得。ポールポジションから積極的にレースをリードした長尾は4位となった。伊藤が自己最高位の5位でフィニッシュ。6位争いは、國峰が制し、古山、横江、奥田教介、岡村光矩、田所隼、日浦大治朗、横山尚太、佐野優人、岩田悟と続いた。

 
表彰台
 
優勝/#230 小山 知良 日本郵便 HondaDream TP
『路面温度が高い方が勝機があると考えて、このレースウイークはセットアップしてきました。決勝日朝のウォームアップでもセットを変えてユーズドタイヤで走ったところ路面コンディションに合っていたのでレースに向けて手応えを感じていました。グリッドでもサスペンションを1クリックして、6と7で悩んでいたのですが、ゼッケン71から7を選び、それがうまく合いました。ただ、レースが始まると長尾選手が、非常にいいペースで走っていたので"このペースでもつのか?"と思いましたが、ついて行くだけで精一杯でした。マシンの特性でそれぞれストロングポイントが違うのですが、決勝では、このレースウイークで初めてバックストレートが追い風でした。最終ラップまで19回トライして、20回目で成功した感じです。過去、SUGOで2度チャンピオンを失っていますし、ライダー人生を左右するようなケガもしているので、今回の優勝は、本当に大きいと思いますし、大きな自信になりました。この調子で次戦、筑波もいきたいですね』
 
2位/#1 岡本裕生 51ガレージ ニトロレーシング
『悔しい、のひと言ですが、決勝ですべて出し切れたと思うので、これから、さらにレーシングライダーとして成長していきたいと思いました。今回は、事前テストでトップタイムでしたが、決して調子がよくありませんでした。今シーズンから新型タイヤになって、全体的にタイムも上がってきていますし、上位と中盤までの差が縮まって来ています。SUGOは得意ですし、もっとタイムを上げられると思っていましたが、なかなか新しいタイヤに対応できずにいました。レースウイークにハイっても、いろいろトライしてみたのですが、いい方向にいかずタイムは出ませんでしたが、アベレージは、まずまずだったので決勝は大丈夫だと思っていました。勝つときは、いつも独走だったのですが、今回は最後まで競って勝つことができたと思ったのですが負けてしまいました』
 
3位/#6 南本宗一郎 AKENO SPEED・YAMAHA
『開幕戦のもてぎ3位となり、今回も3位で、正直ホッとしている部分と悔しい部分があります。最後までトップ集団にいて、しかけられれば、いいなと思っていましたが、最後にペースが上がり、ついて行くことができませんでした。何とか長尾選手とのバトルに勝とうと、最後のシケインでしかけようとしましたが、インを閉められたので立ち上がり重視のラインを取り、頑張って伏せて前に出ることができました。予選まで調子がよくなかったのですが、朝のウォームアップ走行で、予選よりいいタイムを出せたのが、自信になりました。チームに感謝したいです』
 
表彰台
レーススタート
 
バトル
#1岡本裕生、#50長尾健吾、#230小山知良、#6南本宗一郎のバトル
 
讃え合う小山と岡本
讃え合う小山と岡本
 
小山知良
小山知良
 
※ここに掲載している写真の高画質版は、MFJスーパーバイク・プレス専用サイトでダウンロードしていただけます。プレス専用サイトには登録が必要です。登録はこちらから→MFJスーパーバイク・プレス専用サイト
 
TXT: Toshihiro SATO/Photo : H.Wakita(c)
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