金曜日の快晴とは打って変わって朝から雨が降り続き、フルウエット路面で始まったJ-GP3の公式予選。序盤は福嶋佑斗、小室旭、菅原陸、長谷川聖、中島元気らが上位に付け、福嶋、小室、菅原とトップを奪い合う展開が続く。セッション前半のトップタイムは菅原の1分45秒381。
中盤に入ると地元の中山愛理が46秒台で上位陣に食い込み、さらに45秒421へと上げて一気に2番手に浮上してくる。小室、福嶋らも終盤にかけてタイムアップ、菅原も45秒092までタイムを上げるが、中山はそれを上回る45秒086をマークして初めてトップに立った。残り時間は数分となっていたが、このあたりから雨が非常に激しくなり、1分30秒を残して赤旗が提示され、この時点で予選セッションは終了となった。
ポールポジションは全日本初となる中山が獲得。2番手には菅原、3番手が福嶋が45秒608、4番手に45秒620で小室、そして中島が46秒337で続く。ポイントリーダーの岡谷雄太は12番手。 |