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オートポリス

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全日本ロードレース選手権ST600

文部科学大臣杯 
2018 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第7戦九州モーターサイクルフェスタ in AUTOPOLIS 2018

主催:オートポリスサーキット(4.674km)
決勝レポート
開催日:2018-9/2
●観客:土曜日:1,800人 日曜日:3,750人
中須賀克行がレースを支配し今シーズン8勝目!
野左根航汰が2位に入りヤマハが2戦連続1-2フィニッシュを飾る!!

 不安定な天候に翻弄された金曜、土曜を経て、日曜は、朝から快晴に恵まれたオートポリスラウンド。日曜朝に行われた公式予選では、中須賀克行が、ただ一人1分47秒台に入れる1分47秒955でポールポジションを獲得。2番手にチームメイトの野左根航汰が1分48秒552で続き、ヤマハが1-2。3番手にヨシムラの渡辺一樹が1分48秒891で続きフロントロウの一角を占める。2列目に、渡辺一馬、高橋巧、津田拓也、3列目に加賀山就臣、秋吉耕佑、清成龍一が並んだ。

 20周で争われた決勝。路面温度は、このレースウイークで一番上がったが、それでも43度。気温は、26度と、それほど上がっていなかったが、日差しは強く暑い一日となっていた。

 ホールショットを奪ったのは、スタートを得意としている加賀山だった。3列目から一気にトップに立ち、中須賀、渡辺一樹、野左根、渡辺一馬、秋吉、津田拓也、高橋巧、清成、生形秀之、水野涼、高橋裕紀、日浦大治朗と続いて行く。2コーナーから3コーナーで渡辺一樹が中須賀をかわし2番手に浮上。加賀山は、そのままオープニングラップを制し、レースをリードして行く。そのテールをマークしていた渡辺一樹は、3周目の1コーナーで加賀山をかわしトップに浮上する。加賀山のペースが上がらないのを見た中須賀は、最終コーナーで2番手に浮上し、渡辺一樹を追う。これに野左根、高橋巧、渡辺一馬も続き、加賀山はポジションを落として行く。トップ争いは、渡辺一樹、中須賀、野左根の三つ巴のバトルとなり、やや間隔を空けて高橋巧と渡辺一馬が続く。中須賀が様子を見ていると、7周目の1コーナーで野左根が中須賀のインを突き2番手に浮上する。野左根は、この勢いのまま、渡辺一樹のテールを捕らえると、9周目の1コーナーでトップに浮上する。渡辺一樹も意地を見せ3コーナーで抜き返すが、第2ヘアピンで再び野左根が前に出て行く。これに中須賀も続き、14コーナーで渡辺一樹のインに入り2番手に浮上。トップ3がバトルをしている間に、高橋巧と渡辺一馬も追いつき、一時は、5台がトップグループを形成していた。しかし、野左根のペースについて行けたのは、中須賀と高橋巧のみで三つ巴のバトルに。渡辺一樹と渡辺一馬が4番手争いを繰り広げ、その後方には、津田が迫って来る。

 トップ争いが動いたのは、15周目だった。野左根に対してチャージをかける中須賀は、ファイナルコーナースタンド前でインに入りトップに浮上。意表をつかれた野左根は動揺をかくせなかったが、スパートをかけた中須賀に対し、必死に食らいついて行く。ここで高橋巧も野左根をかわして行きたいところだったが、余力はなかった。レースをコントロールした中須賀は、真っ先にチェッカーフラッグを受け今シーズン8勝目をマーク! タイトル奪還に、また一歩近づいた。

 野左根は、1秒151差の2位となり、ヤマハファクトリーが2戦連続の1-2フィニッシュ。高橋巧は、3位でゴールした。4位争いは、渡辺一樹が制し、5位に渡辺一馬と続いた。その後方にいた津田は、19周目の1コーナーでオーバーランしグラベルに出てしまい11位でゴール。6位争いとなった加賀山VS秋吉の戦いは、加賀山が制し、秋吉が7位。水野涼が8位、前田恵助の代役として出場したアヌパブ・サームーンが9位でゴール。清成が10位となった。

 
表彰台
 
優勝/#21 中須賀 克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM
『事前テスト、レースウイークと通して決勝が一番、路面温度が上がったので、不安要素はありましたが、チームのおかげでバイクは、うまく機能してくれました。野左根選手が前に出てから、いいペースだったので、後ろで体力を温存して、残り5周でプッシュして行きました。思っていたよりも野左根選手が、しっかりついてきたので、最後までもつれるかなと思いましたが、野左根選手もしかけるところがなかったみたいですね。抜きつ抜かれつはありませんでしたが、神経戦になっていました。オートポリスでは、前回の第3戦で勝つことができなかったので今回勝ててよかったです』
 
2位/#5 野左根航汰 YAMAHA FACTORY RACING TEAM
『みんな同じ条件でしたが、レースウイークは、あまり走ることができず、決勝でどんなペースで走れるか分かりませんでしたが、走り出してみれば、遜色ないペースで走ることができました。中須賀選手の後ろにいて、最後に離されるパターンが多いので、一度前に出てみようと早めに前に出ました。もっと速いペースで走りたかったのですが、レース終盤に中須賀選手が来るのは分かっていましたが、最終コーナーのイン側から抜かれるのは、想定外でした。そこからは、頑張って食らいついて行きましたが、ついていくだけで精一杯でした。中須賀選手に近づいて来たとおもいますが、まだまだ、その背中は遠いですね』
 
3位/#1 高橋巧 Team HRC
『スタートは、よかったのですが、行き場がなく、アクセルを戻さざるを得ませんでした。ポジションを落としてしまいましたが、焦らずに、追い上げて行きました。後ろにつきながら、周りのペースを見ながら走っていました。レース中盤以降、少しずつ追いついては、離れてを繰り返していましたが、中須賀選手が最終コーナーでラインを変えてトップに立ったタイミングで、ボクも前に行きたかったのですが、ついていくのが精一杯でした。予想以上に厳しい状態でした。いつも言っていますが、次回こそ、チームと努力して勝てるようにマシンを仕上げて行きたいですね』
 
レーススタート
レーススタート
 
トップ争い
トップ争い
 
中須賀克行
中須賀克行
 
讃え合う中須賀克行と野左根航汰
讃え合う中須賀克行と野左根航汰
 
中須賀克行
中須賀克行
 
※ここに掲載している写真の高画質版は、MFJスーパーバイク・プレス専用サイトでダウンロードしていただけます。プレス専用サイトには登録が必要です。登録はこちらから→MFJスーパーバイク・プレス専用サイト
 
TXT: Toshihiro SATO/Photo : H.Wakita & Y.Harada(c)
 
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