全日本ロードレース選手権と併催のMFJカップJP250選手権第4戦の決勝レースは、好天の元、土曜日最初の決勝レースとなった。スタート直後に複数台の転倒劇があり仕切り直し、周回数も変わらず再レースとなった。レースは予選4番手の成田彬人、ポールポジションの笠井悠太、予選5番手の砂泊孝太をトップ集団として激しく展開。最終的に成田が優勝(国際)、中盤にはトップ集団に追いついた後方の中から小椋華恋が総合4位に入り、国内の優勝を果たした。
JP250選手権第4戦の決勝Race2は、再びスタート直後の多重クラッシュによって赤旗中断、再レースとなった。レースは砂泊孝太、成田彬人、村瀬健琉の3台が抜け出し、さらに後方から西村硝が追いついて来る。終盤に入って砂泊が転倒で姿を消すと3台となったトップ争いは、村瀬を先頭としてさらに激しさを増してゆく。10周目に成田がトップを奪うと、西村も村瀬をかわして2位に浮上、そして最終ラップのバックストレートで3ワイドになった3台だったが、西村が成田をパスしてトップに浮上、そのまま最終コーナーを立ち上がり、優勝を決めた。2位に成田、3位に村瀬の順となった。