日曜日に行われたレース2も灼熱のコンディションで争われた。前日のレース1で一騎打ちのトップ争いを繰り広げた岩戸亮介と関口太郎が、またもレースをリードした。 シグナルがレッドからブラックアウトした際、ポールポジションの岩戸は、フロントを浮かせてしまい加速がやや鈍ると、イン側3番手グリッドの関口が好スタートを見せホールショットを奪う。以下、岩戸、岩蕪N朗、尾野弘樹、作本輝介、名越哲平、榎戸育寛、三原壮紫、伊藤勇樹と続いて行く。トップを走る関口は、思っていたよりもペースを上げられていないと感じていた。その背後には、岩戸が迫り、さらに岩浮熏ナ終コーナーで岩戸に並びかけるなど勢いを見せていた。そんな状況もあり、岩戸は、3周目の第2ヘアピンで関口をかわしトップに立つとペースを上げる。4周目には、このレースのファステストラップとなる57秒442を出し、一気に関口との差を開いて行く。その後方では、レース1で3位になった作本が2周目に尾野を、4周目に岩浮、いずれも最終コーナー進入でかわし3番手に浮上するが、岩戸と関口のペースについて行くことができない。それでも後続を引き離し単独3番手となって行く。 岩戸は、そのまま逃げ切り体制に入るかと思われたが、レースも折り返しとなる10周目辺りから関口が、その差を詰めてくる。関口は、岩戸のテールを捕らえると、16周目の第2ヘアピンでトップに浮上。そのままレースをリードして行く。最終ラップも何とか前に出たい岩戸を、勝負どころでしっかり抑え切り、うれしい今シーズン初優勝を飾った。岩戸は、2位に入りポイントランキングトップをキープ。3位に作本、4位に岩普A5位に名越、6位に尾野と続いた。7位争いは、伊達悠太が制し、三原壮紫、ケミン・クボ、石塚健、伊藤、中村修一郎、榎戸、徳留真紀と続いてチェッカーフラッグを受けた。