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太田虎之進、全日本初ポールポジション!
「ウエットでもドライでもどちらでも自信はあります」 |
肌寒く濡れた路面となったJ-GP3クラスの公式予選。途中小雨もぱパラつく状況となったが、コース上では中盤から終盤にかけて、激しいアタック合戦が繰り広げられた。セッション中盤、トップに立ったのは小室旭。岡崎静夏、高杉奈緒子、太田虎之進らもこの段階で上位に進出してくる。アタックが激しくなったのは残り5分前後。序盤上位に付けていた藤井謙汰、菅原陸、中島元気、宇井陽一らも続々とタイムを更新してくる。
その中で太田が1分37秒台をマークしてベストを更新、トップに浮上してきた。トップを奪われた小室もタイムを更新してくるが、及ばず。さらに太田はチェッカーの周にも上げ、1分37秒606をマークして全日本初ポールポジションを決めた。2番手は小室が38秒110、3番手には最後のアタックで一気にタイムアップした福嶋佑斗が38秒691でここまでフロントロウ、岡崎、岡谷雄太、宇井と続く。 |
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ポールポジション: 1分37秒606/#30 太田 虎之進/WJ-FACTORY
『全日本で4年目ですけど、ポールポジション獲得はよかった、やっととれたという気持ちで、ホッとしています。最初はレインで出て行って、(路面は)乾くだろうと予測してましたから、うまくそのあたりを切り替えることができて走れました。最後はドライ(スリックタイヤ)でした。それでコースに出た時にとても良い感触だったので、これはイケる!と。決勝に向けては、落ち着いて焦らずに自分の走りを展開できたら、と考えています。ウエットでもドライでもどちらでも自信はあります』 |
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太田 虎之進 |
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TXT: Superbike.jp/Photo : H.Wakita(c) |
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