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'16全日本スーパーモト選手権 第6戦 
                    ↑'16スケジュール
    2016年8月28日(日) スポーツランドSUGO(宮城)


今季全9戦で行われる全日本スーパーモト選手権後半戦となる第6戦は、東北は宮城県のスポーツランドSUGO西コースで行われた。毎年気合の入ったダートセクションを造成してくることで有名な同コースだが、前日の雨の影響でダート区間はキャンセル。ターマックセクションのみのコースへとレイアウト変更された。
金曜日まで猛暑日を記録していた暑さも影を潜め、秋の気配を感じさせる過ごしやすい気温での開催となり走りに集中できる環境でのレース開催となった。
仙台市内からも近く、高速道路からのアクセスも良く、多数のスーパーモトファンが会場を訪れ熱戦を見守った。






前日夜にエンジントラブル発生す
るも、必死の原因究明作業が功を
奏し無事出走。 スタートで一旦
城取にトップを奪われるが難なく
抜き返し両ヒート優勝の森田一輝

第4戦に続く完全優勝。しかも
地元での優勝で大喜びの森田一輝

新井の目の前での転倒も「想定
内」だったようで、転倒に巻き込ま
れることを無難に回避し、森田追撃
へすぐ気持ちを切り替えた城取諒

序盤で勝負するコーナーを見誤り
「アクセルを開けすぎてしまっ
た」ことで転倒し悔やむ新井誠

前回より参加台数が増え13名出場となった国内最高峰S1PROクラス。決勝グリッドを決めるタイムアタック形式の予選では2度転倒するものの終わってみれば森田一輝(#2)が最速タイムをマークしポールポジションを獲得。2番手グリッドには新井誠(#4)、3番手には城取諒(#9)でフロントローとなった。


 決勝周回数は15周回で行われたヒート1。 スタートから森田一輝(#2)・新井誠(#4)・城取諒(#9)の3台が抜け出し、中盤までトップグループを形成すると思われた矢先、「アクセルを開けすぎてしまった」という新井誠(#4)が5コーナーで転倒、大きく順位を下げてしまう。
新井誠(#4)の脱落により1対1となったトップ争いは、経験の豊富な森田一輝(#2)が早めにしかけトップに立ったあとは、大きな差は無いながらも終始トップを走行しトップでチェッカーを受けた。
2位には終始、森田一輝(#2)を追いかけるもわずかに届かなかった城取諒(#9)。
3位には桶川勢同士3台のバトルを制した坂牧隆夫(#6)、4位には古川和由(#16)、5位には原島剛(#20)が入った。
6位には1周目に他車との接触を避けようとして1コーナー立ち上がりの縁石にリアをのせてしまい大きく順位を落とした吉田雄一(#8)が猛烈に追い上げなんとか入賞した。


 決勝ヒート2も周回数は15周回。 スタートで森田一輝(#2)と新井誠(#4)が若干ふらつく間に、最近調子を上げている城取諒(#9)がホールショットを奪い1コーナーをクリア。しかしながらベテラン森田一輝(#2)が2周ほど様子見した後、城取諒(#9)のインを突きトップへ浮上。
大きな差はつかないものの、すぐ後ろにいる新井誠(#4)を抑えながら上を目指さなければいけない状況に。
徐々に差をつけた森田一輝(#2)は「楽な展開では無かったが、なんとか優勝できた」と話すほど、城取諒(#9)・新井誠(#4)の追撃を受けながらも、前回のTSタカタの雪辱をはらすピンピンでの総合優勝を獲得した。
3番手を走る新井誠(#4)は何度も城取諒(#9)に仕掛けるも、互いに手の内を知り尽くした感のある相手に前に出ることができず、城取諒(#9)が2位。3位に新井誠(#4)が表彰台を獲得した。
4位には1ヒート目で鬼神の追い上げを見せた吉田雄一(#8)が坂牧隆夫(#6)を抑えた。6位には古川和由(#16)が入り、原島剛(#20)は入賞を逃した。





ラストラップの最終コーナーまで
超接近戦が繰り広げられた。

13台が出走し行われた予選ヒートのグリッドを決めるタイムアタック形式の予選。トップタイムは44秒765をマークした佐藤友之(#13)。同タイムでの2番手には庄司 秀人(#371)、3番手森田直樹(#8)、4番手吾妻裕人(#9)の順となった。


 15周回で行われた決勝レース。予選ヒートを制した佐藤友之(#13)がきれいにホールショットを決めたが、庄司秀人(#37)が中盤より徐々に差を詰めていき佐藤友之(#13)をパスしトップへ。しかしながらタイムアタック・予選ヒートとトップを守り決勝へ臨んだ佐藤友之(#13)も黙ってはいない。庄司秀人(#37)と佐藤友之(#13)のバトルは最終ラップの最終コーナーまでもつれ込んだ。

大勢の観客が見守る中、最終コーナーをレコードラインで立ち上がるトップの庄司秀人(#37)のインに逆転を狙う佐藤友之(#13)が車体を放り込みインベタで立ち上がる。インに飛び込まれた際に驚いてわずかにアクセルを戻したのか、2台は重なるように並んだままゴールするように誰もが思った瞬間、佐藤友之(#13)のリアタイヤが限界を超えスライド。
直線でフルカウンターをあて立て直すも失速。庄司秀人(#37)がまさに言葉通り紙一重の超接戦を制した。

転倒を免れた佐藤友之(#13)が2位。3位に森田直樹(#8)が入った。 ダークホースとされていた佐藤友之(#13)のチームメイトであり、前戦TSタカタの勝者でもある吾妻裕人(#9)は4位でチェッカーを受けるも裏ストレートでウィリーに失敗しめくれ転倒。注意でコントロールタワーに呼び出しを受けるも「痛くて動けません(実は骨折していた(笑))」という非常事態に「仕方ないなぁ」と鈴木競技監督を医務室に赴かせるというオチで終了 5位に田中圭介(#17)。6位には遅咲きライダー薄井保彦(#23)が入賞を果たした。 8位以下のライダーは「妖怪とうせんぼ」と化したKTMを駆る元ブラムレーシングで現在はClub KTM690より参戦の渋井健(#26)に完全に抑え込まれた。





10台が出走し行われた予選ヒートのグリッドを決めるタイムアタック形式の予選。トップタイムは45秒188マークした上和田拓海(#81)。 0.150秒差の2番手には岡本裕生(#71)、3番手は佐々木啓之(#8)、4番手三井正勝(#6)というオーダー。


 チームノリックのヤングライダー上和田・岡本の両名がロードレース界より参戦となったS2クラス。
前日の雨の影響でダート区間がキャンセルされターマックセクションのみのコースへとレイアウト変更され、ロードレース組には有利だったとはいえ、3位に入賞したS2常連組ファントムレーシングの近藤一磨(#40)が「(タイムに大きく影響する)ダート区間がなくなっても、ターマック区間のみでここまで差をつけることができるとわかり、とても勉強になった。」と言わしめるほど2台と他車のタイム差は圧倒的

 決勝レースの周回数は15周。ホールショットこそ佐々木啓之(#8)に奪われたものの即座に、上和田・岡本はトップグループを形成し、3位争いする集団を引き離しバトルを続ける。
トップ争いはまさにクリーンファイトの一言。何度も順位を入れ替えるが接触は皆無。ギャラリーの目をくぎ付けにするバトルはレース終盤にトップに立った岡本結生(#71)の優勝。2位に怪我をおしての出場となった上和田拓海(#81)が入った。
団子状態の3位争いを制したのはファントムレーシングの近藤一磨(#40) 4位に佐々木啓之(#8)、5位にベテラン富田真司(#38)、6位に三井正勝(#6)が入賞を果たした。