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SUPERBIKE RACE in MOTEGI

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全日本ロードレース選手権J-GP2

文部科学大臣杯 2014年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦 MOTEGI 2&4 RACE 
主催:ツインリンクもてぎ(4,801m)
決勝レポート
開催日:2014-8/24
 
高橋裕紀がポールtoフィニッシュで今季3勝目
浦本修充は追い上げ届かず2位。生形秀之はしぶとく3位に入賞

 シリーズ第5戦は、スーパーフォーミュラとの2&4レース。2011年から開催されているMOTEGI2&4レースは、当初はJ-GP2クラスのみだったが、2012年、2013年とJ-GP3クラスも開催されていたが、今年は、再びJ-GP2クラスのみとなった。

 金曜日から厳しい残暑に見舞われたレースウイーク。決勝日もJ-GP2クラスのスタートを迎えるころには、強烈な日差しが差し込み路面温度は50度まで上がっていた。スーパーフォーミュラのタイヤラバーも残り、路面コンディションはすべりやすい状況だった。

 ポールポジションから見事なスタートダッシュを見せた高橋裕紀がホールショットを奪い、オープニングラップから2番手以下を引き離していく。井筒仁康、小山知良、生形秀之、浦本修充、渡辺一馬、関口太郎と続き、2周目に突入していく。後方では、オープニングラップの5コーナーで渥美心と長尾健吾が接触し、2人とも転倒。早くも戦列を離れてしまう。続く2周目には、2番手を走っていた井筒がS字コーナー立ち上がりでフロントが切れ込んでしまい転倒。小山が2番手に上がるが、生形と浦本が小山をかわし、それぞれポジションを上げる。ハイペースで飛ばす高橋は、2番手に早くも3秒以上の差をつけ、浦本、生形、小山がセカンドグループを形成。その後方では、渡辺、岩田悟、デチャ・クライサー、関口、亀谷長純がサードグループを形成していた。

 レースも折り返しとなる10周目。4番手を走っていた小山がマシントラブルのため3コーナーでスローダウン。4コーナーアウト側にマシンと止め、そのままリタイアとなってしまう。

 レース中盤を過ぎると浦本がファステストラップをたたき出しながらジリジリと高橋との差を詰めて行く。一時は約4秒ものマージンがあった高橋だったが、5コーナーでフロントが切れ込み、さらにリアもスライドし、あわや転倒というアクシデントがあり、その差は一気に2秒も縮まる。目標が迫ってきた浦本は、さらにペースを上げる。高橋も負けずにペースを上げファステストラップを記録し逃げを図る。しかし、浦本もさらにファステストラップを更新して応酬。2人の意地と意地がぶつかり合う。その差は、残り4周で1秒582、3周で1秒397、残り2周で0秒962と1秒を切ってくる。そして0秒634差でファイナルラップに突入して行く。逃げる高橋、追う浦本の戦いは高橋が制してチェッカー。一度もトップを譲ることなくポールtoフィニッシュで今シーズン3勝目を挙げた。浦本は最終ラップに、このレースのファステストラップをマークするも勝負を仕掛けるところまで行けず0秒221差の2位となった。渡辺と岩田の4位争いは、レース終盤にマシンに問題を抱えた岩田がペースダウン。渡辺が4位でゴールし、岩田は何とか5位で完走した。デチャと関口の一騎打ちとなっていた6位争いは、デチャが制している。8位に亀谷が入り、9位争いは星野知也が高橋英倫とのバトルを制してゴールしている。

 

表彰台
 
優勝/#72 高橋 裕紀 MORIWAKI RACING
『勝つことができてうれしいですね。レース後半ではブリヂストン勢のペース上がってくるのは分かっていたので、序盤で頑張ってできるだけペースを上げました。ただ、中盤からフロントタイヤが厳しくなってきてしまい、5コーナーであわや転倒という場面がありました。そこで一気に浦本選手に追い付かれてしまった。これは一番まずいパターンだったので、その後は、とにかくミスすることなく、冷静に走ろうとしていました。暑さもありますが、今回は2&4レースということで、4輪のラバーがありすべりやすいコンディションだったのでベストタイムを更新できなかったのは心残りですが、チャンピオンシップを考えれば、最高の結果を出せたのでチームスタッフに感謝したいです。次回以降も開幕前から目標にしている通り、予選ではポールポジション、決勝は勝つことだけを考えて走るだけです』
 
2位/#634 浦本修充 MuSASHiRTハルク・プロ
『2番手に上がったときから最後まで高橋選手を追いかけていましたが、なかなか差が縮まらず苦しかったですね。ただ、高橋選手も転倒しそうになっていたのを見て"高橋選手も辛いんだな"と気合いを入れ直して追い上げて行ったのですが抜けずに残念です。前回のもてぎラウンドは、トップを走りながらラスト2周でコースアウトしてしまい4位…。今回も序盤、ペース上がらず2位となってしまいました。ポイント差を詰めたいと思っていたのですが、逆に開いてしまっていたので悔しいですね。狙っているのはチャンピオンなので最後まで諦めずに全力で頑張ります』
 
3位/#2 生形秀之 エスパルスドリームレーシング
『最後に勝負できる位置まで持って行きたかったんですけれど、今日は、スピードが足りませんでした。悔しいですね。3位というポジションは納得できないですが、予選からリセットしなければならない状況からリカバリーできましたし、チームも頑張ってくれました。ランキング2番手ですが、現状、高橋選手に力負けしているところがあるので、チーム一丸となって次回こそ勝てるように万全を期したいですね』
 
優勝した高橋裕紀
優勝した高橋裕紀
 
2番手争い
2番手争い
 
渡辺一馬と岩田悟
地元期待の渡辺一馬は4位、#5岩田悟は5位でフィニッシュ。
 
表彰台
優勝した高橋裕紀と森脇護チーム監督
 
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H.Wakita(c)
 
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