ST600クラスの公式予選セッションは、序盤、小林龍太が1分55秒971、横江竜司が55秒711とトップを入れ替えるが、10分経過を前にチャランポン・ポラマイが54秒924をマーク、トップを奪う。その直後に前回3位表彰台の伊藤勇樹も55秒200をマークして2番手に浮上するが、2コーナーで転倒、マシンがコース上に残り、セッションは赤旗で中断となってしまう。
コースがクリアになり10時10分にセッションは再開された。アタックが激しくなったのは、セッションの終盤。岩崎哲朗が55秒台に入れると、55秒047まで上げて2番手に浮上。さらに中盤以降もじわじわとタイムを更新し続けていた小林も最後のアタックで55秒164までタイムを更新して3番手となった。
しかし、54秒台は唯一チャランポンのみで、ポールポジションを確定した。もてぎで2年連続勝利のチャランポンを巡りレースはヒートアップしそうだ。 |