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2019年10月04日
2019FIMトライアル・デ・ナシオン日本代表チーム参戦レポート
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国別対抗戦 FIMトライアル・デ・ナシオンにて日本代表チームが世界2位を獲得!

2019年FIMトライアル・デ・ナシオンが9月29日(日)に、スペイン・イビサ島で開催され、最上位のワールドクラスに出場した日本代表チーム(藤波貴久選手・小川友幸選手・黒山健一選手)が世界2位を獲得した。

日本代表チームは予選にて4〜5番手を狙って走ったが、結果は最下位の6位となり決勝はクラス最初のスタート。とはいえこの位置は日本代表チームにとって決してネガティブなものではなかった。最初に走るので他国チームの走りを確認することはできないが、昨年のような予選トップで最後尾スタートになり、セクションのトライ待ち渋滞に巻き込まれてタイムオーバーを重ねる、といった心配が少なくなるのだ。チームを引っ張る藤波選手も「予選最下位で決勝最初のスタートはまったく問題ない。それどころか逆に日本代表チームにとってプラスとなるかもしれない」とコメント。

その言葉通り、日本代表チームは1ラップ目から好調な滑り出しで、一人が5点を取ってしまったら次にトライするライダーはクリーン(減点0)を出す、といったように互いをフォローし合いながら、上位の位置をキープ。この日本代表チームの走りに、あとからスタートした強豪・スペインチームは焦りを感じていたという。なお、トライアル・デ・ナシオンは、ライダー3人、ライダーをサポートするアシスタント2人が一組となって戦い、3人のうち、成績のいい2人の点数が結果に反映される。そのため、たとえば一人が減点5点になっても、他に2人がクリーンであれば、そのセクションは減点0となる。また、ロードレースやモトクロスのように一斉にスタートするのではなく、決められた時間にチームごとに走り出す。

セクション(採点区間)は周囲を海に囲まれたイビサ島らしい場所に作られ、1.2.13.14.15セクション以外は海の真横。3〜9セクションはデコボコとした岩盤にあり、試合はそのエリア、とくに3セクションや9セクションが勝負どころとなっていた。9セクションは途中に大きな岩が2つ続くという、多くのチームが苦戦するポイントだったが、日本はライダー3人共が観客から歓声が上がるほど見事な走りを見せ、1ラップ目は9セクションを減点0で通過。2位争いをしているライバルチームたちとの差を広げた。2ラップ目に入ると、日本代表チームの好調さは増していき、8セクションまで減点0で2位をキープ。11セクション終了後に黒山選手のマシンに小さなアクシデントが起こったが、12セクションは藤波選手、小川選手が先に走ってクリーン。2人のどちらかが5点だったら黒山選手も走る予定だったが、クリーンになったことで黒山選手は12セクションをエスケープして、マシンを調整。13セクションへと向かった。そして日本チームは13セクションを減点0、14セクションを減点1で最終セクションの15に到着。この時点で、3位のチームとの差は10点。クリーン数のことも考慮すると(同点で終了した場合、クリーン数の多い方が勝ちとなる)、この15セクションで誰か一人が最低でも3点で走りきらないと、3位になってしまう可能性もあった。

気合を入れ直して、まずが黒山選手がトライ。最初のステアを失敗してしまい減点5点。そして次にトライした小川選手もまた減点5点となってしまう。これで日本代表チームは最後にトライする藤波選手が減点3点かクリーンで走りきらなければならなくなった。セクションをにらみ、エンジンをかける藤波選手。一つ目、二つ目の岩を走破していき、最後の大きなステアの前でスロットルを思いっきり開けると、藤波選手はそこを見事に駆け上がってクリーン。この瞬間、日本代表チームは2016年以来の世界2位という結果を勝ち取った。

昨年のデ・ナシオンでは、藤波選手・小川選手・黒山選手が揃った大会で初めて表彰台を逃すという悔しい思いをした日本代表チーム。今年のデ・ナシオンでは必ず表彰台を獲得するという目標を見事に達成した。

◆藤波選手コメント
「昨年のデ・ナシオン終了後から、2019年のデ・ナシオンは始まっていました。藤波・小川・黒山が揃っているのに表彰台を逃すということはありえないことだったので、その悔しさは相当なものでした。だから今年は例年以上に集中していて、セクションの下見を何度もしたり、戦い方を何度も話し合い作戦をねりました。予選最下位というのは聞こえは悪いかもしれませんが、作戦上は日本にとって有利だったんです。実際決勝でもレースの主導権を握ることができたと思います。それにたとえば僕が失敗したら小川選手、黒山選手がそれをカバーしたり、その逆もあったりで、チームワークもいつも以上に抜群でした。だから最後の最後まで集中を切らすことなく、戦えたと思います。ライダーとアシスタント、みんなで勝ち取った2位で、今回の2位はとても重要なものだったと思います。実はライバルチームからはおじさん3人が出るということでバカにされていた部分もありましたが、この結果で日本の実力を証明することができ、鼻を明かしたと思います。それと世界2位を獲れるライダーが日本に揃っているわけですから、日本の若手のトライアルライダーたちは、遠慮なく小川選手、黒山選手にアドバイスをもらうべきだと思います。僕も日本に帰ったときは若手ライダー達の技術を上げられるのであればいくらでもアドバイスします。とにかく今回のこの世界2位という結果は心底嬉しいです。応援ありがとうございました。」

◆小川選手コメント
「今年は特に表彰台獲得という目標に向け、ライダーはじめチーム全員が協力し合ってきました。デ・ナシオンでは藤波選手のサブマシンを使用したのですが、より全日本の時に近い状態にするため日本からさまざまなパーツを持ってきて取り付けました。試合ではマシンも自分自身の状態もよく、日本にはないようなセクションでしたが、各セクションでいい走りができましたし、ライダー3人互いに互いをフォローし合って戦えました。2位という結果は本当に嬉しいです。いろいろな方から応援していただき、感謝しています!!」

◆黒山選手コメント
「昨年の結果から、今年は何が何でも表彰台という気持ちでした。それに向け僕たちライダーはずっと準備してきましたし、応援してくれた皆さんも表彰台獲得を願っていてくれたと思うので、それを叶えることができて嬉しいですし、ホッとしています。試合では強豪のスペインチームの背中が見えるぐらいに点数を詰められていたと思います。マシンは小さなアクシデントはありましたが他メーカーより優れていると感じた部分もあって、どのセクションでも果敢にトライすることができました。本当にたくさんの応援をいただき、ありがとうございました!!」

◆小谷チームマネージャーコメント
「今回はチーム体制が良く、万全な体制で臨むことができた。各ライダーの持ち味が出て、素晴らしいチームワークを発揮しみんながカバーし合うことができた。
今回出場するにあたりご協力いただいた各メーカー様のバックアップの厚さとハートの熱さ、そしてチームワークで2位を勝ち取ることができた。ご支援いただいた皆様に感謝申し上げたい。」

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