※2020年1月に公示した内容から一部追加変更(下線部分)になりましたので詳細は、ページ最下部にあるPDF資料ご確認ください。 近年、各種目の競技会においてレース運営に欠かせないオフィシャルを集めることが困難になってきており、実際にオフィシャルが確保できないことによって競技会が開催できない事例も発生しています。 オフィシャルライセンスの取得者数自体は大きな減少はありませんが、取得者の高齢化 によって実際に役務についていただける方が少なくなっているのが現状かと思います。 言うまでも無く、オフィシャルがいなければレースは成り立たないことから、本件に関して対策会議を行い、具体案を立案、その後各種目の専門委員会に諮り了承を得ました。 2020年より以下を実施していくこととなりましたので、内容をご確認いただきますよう お願いいたします。 1. 競技ライセンス(エンジョイ会員除く)、ピットクルーライセンス所持者は以下条件でオフィシャル業務に従事することが出来ます。 【条件】 ●年齢18歳以上(当該競技会開催日時点) ●事前に当該種目のフラッグ等基礎的なオフィシャル業務の講習を行うこと。 ●自身が参加者として出場している競技会ではオフィシャル業務に従事できません。 ●競技役員ライセンス所持者がオフィシャル業務に従事した際に付与される等級昇格に必要な実務ポイントは与えられません。 【従事可能な役務】 ★各役務 (コース員、車検員、進行員等)への就任。(各役務の正・副長には就けません) ※開催報告の競技役員リストに記載願います。(ライダー・/ピットクルーのライセンスNoも記入 ) 2. 競技役員ライセンスは種目ごとに分かれていますが、以下条件で他種目のオフィシャル業務に従事することが出来ます。 【条件】 ●事前に当該種目の基礎的なオフィシャル業務の講習を行うこと。 ●他種目の競技役員ライセンスの方を起用する場合のガイドライン ・競技監督/審査委員は当該種目の競技役員ライセンスの方であること。 ・トライアルのメイン・サブオブザーバー/ロードレースのポスト長は当該種目の競技役員ライセンスであること。 ★他種目のオフィシャル業務に従事した場合、等級昇格に必要な実務ポイントは与えられません。 【例外事項】 以下の場合は実務ポイントが付与されます。 @エンデューロ競技にモトクロスまたはトライアル競技役員ライセンスで従事した場合 。 Aスーパーモト競技にロードレースまたはモトクロス競技役員ライセンスで従事した場合。 ※開催報告の競技役員リストに記載願います。競技役員ライセンスNoも記入願います。 3.補助員 現行のMFJ開催規則では「大会審査委員、競技監督、各役務長を含む競技実行役員は有効な競技役員ライセンスを所持していなければならない」とありますが競技役員ライセンスを所持していなければならない役務を特定し、その他の役務は「補助員」として競技役員ライセンスを所持していない者でも従事できるようにする。 ★補助員は年齢満 18 歳以上(当該競技会開催日時点)でなければなりません。 ★但し、「危険度の高い場所で行う業務」または「判定に携わる業務」…(1)に述べる業務は競技役員ライセンスが必要となりますのでご注意ください。 (1)以下の業務には補助員は従事出来ません (判定に携わる業務・危険度の高い場所で行う業務) @ロードレース ・審査委員長、審査委員、競技監督、副競技監督、大会事務局長 ・各役務の正・副長(例:車検長/副車検長等) ・ポスト(ポスト長とコースに出る方) ・進行員(コース・ピットレーンに入り、役務に従事する方) ・救護員(コースに入る方) A モトクロス/スノーモビル/スーパーモト/エンデューロ ・審査委員長、審査委員、競技監督、副競技監督、大会事務局長 ・各役務の正・副長(例:車検長/副車検長等) ・コースオフィシャル ・進行員(スタートエリアの中に入り、役務に従事する方) ・救護員(コースの中に入り、搬送や救護の役務に従事する方) B トライアル ・審査委員長、審査委員、競技監督、副競技監督、大会事務局長 ・各役務の正・副長(例:車検長/副車検長等) ・セクション審判員(メイン・サブオブザーバー)※判定をしない係は除く ・進行員 ※補助員が万が一負傷した際に保険の対象とするためには開催報告の競技役員リストに氏名、役職の記入が必要です。開催報告時に記載漏れの無いよう注意してください。 ※補助員の住所/連絡先を把握しておいてください。