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写真&レポート

2019MFJ全日本スーパーモト選手権シリーズ最終戦 in 茂原ツインサーキット

全日本スーパーモト選手権、2019シーズン最終戦。
舞台は都心からアクララインを渡った房総半島に位置する茂原ツインサーキット。周辺が台風被害をうけるも同サーキットは奇跡的に被害が少なく無事開催される運びとなった。
コースは大半がアップダウンの激しい高速ターマックセクションで、2つの特設ダートが追加されたコースでの開催となる。
今大会はスペシャルゲストとしてmoto禅よりLewis Cornish選手が来日参戦。前日の僅かな練習走行時間だけでマシンをセットアップし、タイムアタックで2番手につけるなど会場を沸かせた。
雨の多かった2019シーズンだったが、最終戦は週末を通して快晴。
選手会からの提案により土曜日に変更されたダート区間のコースレイアウトは、すべての選手が今回初めてのため様々なドラマが生まれていった。



■S1PROクラス 決勝レース1

20台の出走となった国内最高峰S1プロクラス。午前中に開催される決勝レース ヒート1
前々回の名阪ラウンドで骨折した(#2)新井誠は今回も欠場。
ディフェンディングチャンピオン(#1)森田一輝と、開幕戦欠場ながら僅か14ポイント差まで追い上げてきている(#5)日浦大治朗のチャンピオン争いは熾烈を極めた。
ただ一人51秒台を叩き出してポールポジションを獲得したのは逆転チャンピオンを狙う(#5)日浦、ランキング首位の(#1)森田は1秒差で3rdグリッド。(#5)日浦と(#1)森田の間に(#38)Lewis Cornishが割って入り、4th(#21)阿部までがフロントロー。5th(#4)金子、6th(#11)森田(直)7th(#10)原島の順でグリッドに整列。
決勝は(#5)日浦がスタートから飛び出すが「なんとかCornish選手をタイムアタックで抑えたが気負いすぎてしまった」と痛恨のジャンプスタート。
「ジャンプスタートはわかっていたのでそのまま行こうとしたら恵斗に入られてしまった」と話す3番手スタートの(#1)森田が(#38)Lewis Cornishをかわし3位でダートセクションへ入る。
インに入り順位を挽回しようとする(#38)Lewis Cornishだったが、入り口の狭まったダートセクションで転倒。再スタート後フロントに違和感を覚えすぐさまマシンを止めると力技でフロントをコジって修正しレースへ復帰。最後尾からの追い上げとなってしまったが、かなり速いペースでグングン順位を挽回していく。
「後ろからのプレッシャーが半端なかった。「早く終わって〜、15周長いよ〜」と思いながらなんとか逃げきることができた。」と話す(#21)阿部は(#1)森田(#5)日浦の猛追をなんとかしのいでトップでチェッカー。ヒート1を制し初優勝を飾った。
「ヒート1は恵斗に楽に勝たせてしまったのでヒート2は勝てるように頑張りたい」とコメントする(#1)森田が2位。
痛恨のジャンプスタートで必死に追い上げるも(#1)森田に抑えられた(#5)日浦が3位。逆転チャンピオンに向けてポイント差が2ptが拡がってしまったが、最後の望みを託してレース後、気持ちをヒート2へ切り替えていた。
「SRF大野さんから走りのアドバイスを受け、実践したらすごく安定感が増した」と話す(#11)森田(直)が4位。5位には最後尾から追い上げた(#38)Lewis Cornish。6位に(#27)金児(敏)が入賞した。


混戦のヒート1を制して空に吠えるチームノリックの若武者
(#21)阿部 恵斗



ヒート1表彰台2位で4年連続チャンピオンに王手をかけたが、、、
(#1)森田 一輝



■S1PROクラス 決勝レース2

レース1の結果でのスターティンググリッドとなるヒート2
レース1のウィナー(#21)阿部がポールポジション。2番手に(#1)森田、3番手に(#5)日浦。続く4番手(#11)森田(直)までがフロントロー。5番手6番手に(#38)Lewis Cornish(#27)金児(敏)というレース2決勝グリッド。
ポールポジションから飛び出した(#21)阿部、2番手に(#5)日浦があがり、3番手に(#11)森田(直)、続く4番手に(#1)森田の順でダート進入へ
ヒート1同様、ハプニングはダート進入で起きた。2番手(#5)日浦がダートセクションの入り口でエンスト。すぐ後ろにつけていた(#1)森田も巻き添えに。
更にトップ(#21)阿部がテーブルトップでリアを滑らせ転倒。そんな3人の間を縫うように(#11)森田(直)がトップに立ち(#4)金子と(#7)吉田もジャンプアップ。
(#5)日浦はエンストしたもののセルを使って、あまりロスなく再スタート、(#1)森田もそれに続いた。しかし(#21)阿部は再スタートに手間取り最後尾へ。
1周目のトップは(#11)森田(直)すぐ後方に(#4)金子。少し間隔をあけて(#7)吉田と続く。
2周目のダート進入で(#11)森田(直)のインに(#4)金子が飛び込みトップ浮上。3位(#7)吉田の後方にはすでに(#5)日浦が迫りロックオン。
(#5)日浦を追いたい(#1)森田だが、前方には(#28)長谷川や(#15)ベンバサットミッキーが立ち塞がり前に出ることができない。焦りが出たのかダート進入で大きくリアを滑らせた後(#1)森田が痛恨のエンジンストール。現時点でスズキ車だけがセルスターターを搭載していないため、なかなか再スタートがきれず1周以上遅れてしまう。更に第2ダート出口のS字でも転倒した(#1)森田はフロントブレーキを失ってしまう。
(#11)森田(直)をパスした(#5)日浦は、トップを行く(#4)金子をロックオン。1コーナーをアウトからかぶせダート進入でトップに浮上。
そのまま周回を重ね、ヒート2を(#5)日浦が制した。(#1)森田がフロントブレーキのないマシンで完走こそしたものの最下位に沈んだため、(#5)日浦が逆転チャンプを獲得した。
2位は(#4)金子。3位には(#11)森田(直)、4位には(#7)吉田。5位に(#28)長谷川、6位に(#15)ベンバサットミッキーが入賞した。


ヒート1で拡がったポイント差をヒート2優勝で逆転!年間チャンピオン獲得
(#5)日浦大治朗



今年の集大成的な走りを披露した2人
ヒート1 8位 ヒート2 表彰台2位 で総合3位(#4)金子 和之
ヒート1 4位 ヒート2 表彰台3位 で総合2位(#11)森田 直樹


予選2番手タイムに、ヒート1で足を痛めるも5位フィニッシュはさすが!
(#38)Lewis Cornish





■S1 OPENクラス 決勝

(#8)千葉がタイムアタック後半で転倒骨折のためリタイアとなり、18台で行なわれたS1 OPENクラス。周回数は12周。
決勝スタートはポールシッター(#14)小原、2番手(#4)中島、3番手(#90)松本、4番手(#6)増田のフロントロー。
1周目はグリッド順通りにスタートを切ったが、9pt差でチャンピオンを狙うランキング2位の(#4)中島が猛プッシュ
ホームストレートで(#14)小原に並びかけ、2周目のダートをクリアしてトップで下りセクションへ。
2番手に(#14)小原、3番手(#90)松本、6位スタートの(#32)新沼が(#6)増田をかわし4番手に浮上。
トップ(#4)中島と並んでダートセクションに飛び込んだ(#14)小原だが、ダート出口でバランスを崩し(#4)中島と接触。(#4)中島は耐えきれず転倒、順位を下げ最終的にはリタイアとなってしまう。
(#4)中島との接触でバランスを崩した(#14)小原を(#90)松本がかわし一旦はトップに立つが、3周ほどで(#14)小原が抜き返し、その後は独走。
このまま(#14)小原堅斗が余裕の走りでチェッカー。チャンピオンを獲得した。
2位には今回のレースで唯一トップ(#14)小原を追い詰めた(#90)松本、3位に(#6)増田が入りランキングも2位へジャンプアップ。4位に(#27)澤田。5位に最後尾から追い上げた(#7)広瀬が2サイクルマシンで入賞。6位(#43)瀧川という結果となった。


優勝でチャンピオン獲得 (#14)小原 堅斗




■S2クラス 決勝

8台での決勝となった全日本S2クラス。周回数は12周。
グリッドは予選ヒートの結果順。タイムアタックでは(#20)馬場と(#101)佐々木がほぼ同タイムとなったが、僅かな差で(#20)馬場がポールポジションを獲得。2番手には開幕2戦は欠場したものの5戦中3勝を挙げグイグイ追い上げる(#101)佐々木。
(#70)大森は市販公道タイヤにもかかわらずスリックタイヤ勢と互角に戦って総合ポイント104ptは堂々のポイントリーダー。4番手に(#22)西村と続きここまでチャンピオンの可能性が残されている。
予選ヒートも(#20)馬場がトップを死守するが2位(#101)佐々木とのタイム差はほとんどなくマッチレースが予想された。
決勝、好スタートを決めた(#20)馬場に(#22)西村が接近し、スタートでバランスを崩した(#101)佐々木は進路を塞がれた形になり若干出遅れる。そこへ左コーナーが得意の(#70)大森が割り込み、4台でのトップ争いが展開されるのは今年の定番。
しかし今日は、終始(#20)馬場と(#101)佐々木がマッチレースを繰り広げ、徐々に2台が抜け出してゆく。
常に至近距離で(#20)馬場を追う(#101)佐々木は最終ラップの下りセクションで差を詰めると、第2ダートのジャンプで勢いをつけヘアピンで(#20)馬場のインへ飛び込む。インに入られても一歩も引かない(#20)馬場だったが、(#101)佐々木が最終コーナー手前の高速S字でスピードを乗せ再度イン側へ飛び込む。
今季、S2クラス最高の名勝負となった最終戦は、僅差で(#101)佐々木が優勝!!!
(#20)馬場は惜しくも2位で、ポイントも1pt届かずランキング2位が確定。
3位に(#70)大森が入りシリーズランキングトップを死守、チャンピオンに輝いた。
4位には(#22)西村、5位に市販車WR250Xを駆る(#33)島田が入った。

今季4勝 市販公道用タイヤで完全勝利 (#101)ササやん佐々木





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