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写真&レポート

2019MFJ全日本スーパーモト選手権シリーズ第7戦 in 美浜サーキットクニモト

全日本スーパーモト選手権、2019シーズン第7戦。
舞台は名古屋中部国際空港セントレアより更に南に位置する美浜サーキットクニモト。
国内のカートコースの中では比較的近年に建設されたサーキットで、高速なターマックセクションと特設ダートを追加したコースでの開催となる。
今大会はスペシャルゲストとして漫才ブームでツービートとして世界の北野とコンビを組んだ「ビートきよし」さんが来場。レースMCや表彰式でのプレゼンターを務めるなど会場を沸かせた。
金曜日まで降り続いた雨は土曜朝には上がる見込みだったが、天気予報は見事に外れ終日小雨が降り続き、ダートの土質が粘土質のため前日の練習走行は終日ターマックセクションのみでおこなわれた。
決勝日曜朝には雨はあがったものの、昨晩激しく降った雨でダートセクションはスリッピーなままだったため、全クラスダート区間のコースレイアウトが安全面を考慮し変更された。
今回は過去4戦の様に決勝直前に雨が降り出すようなことはなかったが、数の多い右コーナーではダートセクションでついた土が、数の少ない左コーナーでは上がらないタイヤ温度が、前に進みたいライダー達の足元を微妙にスポイルする難しいコンディションとなっていた。



■S1PROクラス 決勝レース1

17台の出走となった国内最高峰S1プロクラス。午前中に開催される決勝レース ヒート1
前回の名阪ラウンドで転倒骨折でリタイヤとなった(#2)新井誠が欠場。
ディフェンディングチャンピオン(#1)森田一輝と、開幕戦欠場ながら僅か20ポイント差まで追い上げてきている(#5)日浦大治朗の二人にチャンピオン争いは絞られた。
1分11秒5を叩き出してポールポジションを獲得したのは現在ランキング2位の(#5)日浦、2ndグリッドには僅か0秒25差で(#1)森田。1秒差で3rdグリッドには(#4)金子。4th(#13)三苫、5th(#8)JAWS増田の順でグリッドに整列。
決勝はスタートから飛び出した(#5)日浦が(#1)森田を抑えトップで1コーナーへ。
「長年やってきて、やっとスタートのやり方がわかった」と冗談交じりに話す4番手スタートの(#13)三苫が(#4)金子をかわし3位でトップ2台を追走する。
「前にはマムシ(※三苫選手の俗称)、後ろにはジョーズ(※増田選手の俗称)に挟まれ気を抜く暇がなかった」と話す(#4)金子は(#8)JAWS増田の度重なるアタックにも臆することなく4番手を死守。
序盤、ダートセクションのジャンプで僅かだがリアを滑らせ横向きにジャンプしてしまった(#13)三苫が痛恨の転倒。ほぼ最後尾まで順位を下げるが、明らかに転倒前より速いペースで順位を挽回していく。
「タイムアタックで転倒してバイクを壊してしまったが、一生懸命修理してもらえたおかげで問題なく決勝を走ることができた。」と話す(#5)日浦は(#1)森田の猛追をなんとかしのいでトップでチェッカー。ヒート1を制した。
「ほとんどノーミスだけど勝てなかった。完敗です。ヒート1は楽に勝たせてしまったのでヒート2は勝てるように頑張りたい」とコメントからも悔しさがにじみ出る(#1)森田が2位。
恒例の前日練習無しにもかかわらず「ダート区間ではアドバンテージがある」と話す(#8)JAWS増田が、ダート区間終わりからターマック最初のコーナーの進入で(#4)金子をかわし3位。
4位に(#4)金子。5位には前2台よりも毎周1秒以上速いペースで猛烈な追い上げをみせた(#13)三苫。6位に(#7)吉田が入賞した。


ピンピンの総合優勝で逆転チャンピオンへ望みをつないだ
(#5)日浦大治朗



前日練習無しでも安定の総合3位
(#8)JAWS増田 智義



■S1PROクラス 決勝レース2

レース1の結果でのスターティンググリッドとなるヒート2
レース1のウィナー(#5)日浦がポールポジション。2番手に(#1)森田、3番手に(#8)JAWS増田。続く4番手に(#4)金子までがフロントロー。5番手6番手に(#13)三苫(#7)吉田というレース2決勝グリッド。
ポールポジションから飛び出した(#5)日浦、2番手に(#1)森田、3番手に(#8)増田、続く4番手に(#4)金子をかわした(#13)三苫の順でバックストレートへ
1周目で2番手(#1)森田に1秒近い差をつけた(#5)日浦が独走。逆に2番手(#1)森田の背後には(#8)増田がぴったりと追走。(#13)三苫(#4)金子がこれに続く。
ヒート1同様、ハプニングは序盤に起きた。ベテラン(#8)増田がダートセクションのジャンプ着地でコースサイドのタイヤバリアに激突し転倒。すぐにコース復帰するも順位を2つ下げてしまう。
ワンミスで順位が入れ替わってしまう緊張感を保ったままレースは淡々と周回をこなしていく。
ラスト2周、ダート区間手前の右コーナーでステップから足が外れ大きくバランスを崩す(#5)日浦だが、かろうじて持ちこたえトップをキープ。
続く(#1)森田も、ところどころでリアを滑らせ2位をキープするのがやっと。
ヒート1に続きヒート2も(#5)日浦が制しポイント差も20ptから14ptまで縮め、逆転チャンプへ望みをつないだ。
3位は(#8)JAWS増田の猛アタックを防ぎ切った(#13)三苫。「proクラスでの参戦は今回まで、来年以降はS2参戦も視野に入れたい」と話す(#13)三苫は最終ラップの最終コーナーで(#8)JAWS増田と軽くコンタクトするも怯むことなくアクセルを開け続けた。4位には(#8)JAWS増田、5位に(#4)金子、6位に(#11)森田(直)が入賞した。


4連覇に黄色信号点灯!?
(#1)森田 一輝




ヒート1 5位 ヒート2 表彰台3位 で総合4位
(#13)三苫 進




■S1 OPENクラス 決勝

24台が出走し行なわれたS1 OPENクラス。周回数は10周。
決勝スタートはポールシッター(#6)増田、2番手(#14)小原を3番手スタートの(#4)中島が大外からまくりトップで1コーナーへ。
1周目のダートセクションを終えて、トップは(#4)中島、2番手に(#6)増田、少し間を開けて3番手(#14)小原、4番手(#90)松本の順でターマックへ戻ってくる。
ダートセクションが速い(#14)小原は、まず2番手(#6)増田をジャンプしながらパスすると、トップ(#4)中島との差をジリジリと詰め、最後はジャンプしながらパスするという、やられた側からすると精神的ダメージの大きな抜き方で(#4)中島をかわしトップ浮上。
しかしチャンピオン争いのかかったレース、(#4)中島も必死に(#14)小原にくらいつく。
レースは完全に(#14)小原と(#4)中島のマッチレースだったが、レース中盤にダート下りで(#4)中島が転倒。エンジン再始動に手間取り4位でレースへ復帰。
これで楽になった(#14)小原堅斗が余裕の走りでチェッカー。ランキング2位(#4)中島との差を2ptから9ptへ広げチャンピオン獲得がはっきり見えてきた。
2位には(#6)増田、3位には(#90)松本。4位に(#4)中島。5位に(#7)広瀬。6位(#)三井にという結果となった。


年間チャンピオンがはっきり見えてきた (#14)小原 堅斗




■S2クラス 決勝

7台での決勝となった全日本S2クラス。周回数は10周。
グリッドは予選ヒートの結果順。(#101)佐々木が(#8)峯にタイムアタックでも1秒近いタイム差をつけポールポジションを獲得。(#20)馬場が3番手。4番手(#70)大森、5番手に(#22)西村と続く。
決勝、好スタートを決めた(#101)佐々木。少し出遅れた(#8)峯が続き、(#20)馬場が3位とグリッド順のままレースは周回を重ねた。危なげない走りで(#101)佐々木が優勝。
「ダート出口の右コーナーで抜くつもりだった」と話す(#20)馬場が、(#8)峯がバランスを崩したのを見逃さずに2位浮上。
(#8)峯は地元だが攻めきれずに3位。
4位に(#70)大森が入り3pt差ながら、ランキングトップを死守、5位には(#22)西村が入った。
これでランキングはトップ(#70)大森から4位(#101)佐々木まで僅か14ptのなかに(#20)馬場(#22)西村がいるという状態。
最終戦、茂原での決戦は絶対に見逃せない。

今季3勝目 市販公道用タイヤで完全勝利 (#101)ササやん佐々木





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