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写真&レポート

2019MFJ全日本スーパーモト選手権シリーズ第5戦 in スポーツランドSUGO西コース

全日本スーパーモト選手権も2019シーズン後半戦となる第5戦。
舞台は杜の都仙台 スポーツランドSUGO西コース。
週初めには雨が予想されていたが、きまぐれな秋雨前線により前日練習から雨はなく決勝日の天気予報も曇りに変わっていった。近年雨によるターマックのみでの開催が多かったSUGOだが今年はダートセクションを2つ取り入れたスペシャルコース。決勝日は天候にも恵まれ熱いバトルが繰り広げられた。



■S1PROクラス 決勝レース1

21台の出走となった国内最高峰S1プロクラス。午前中に開催される決勝レース ヒート1。
接戦の予想を覆し、予選タイムアタックからただ一人58秒台をたたき出してポールポジションを獲得したのは、4年連続チャンピオンを目指す(#1)森田一輝。
開幕戦のみ本業ロードレースのため欠場したものの残りは優勝もしくは表彰台でチャンピオン争いに待ったをかける(#5)日浦大治朗が2ndグリッド。3rdグリッドには(#2)新井誠、この3名が26ポイント差の中にいて1レースの取りこぼしがランキング争いに大きな影響を与えるため1戦1戦が見逃せない。
決勝はスタートから飛び出した(#1)森田(#5)日浦に(#2)新井が続こうとしたところを4番手からスタートした伏兵(#11)森田直樹が飛び込み3位でオープニングラップを終える。(#5)日浦が予選タイムを更新する58秒台中盤までタイムを上げるもトップ(#1)森田は58秒台フラットまでペースを上げ、(#5)日浦をジリジリと引き離す。
トップ(#1)森田、(#5)日浦のハイスピードバトルの後方で早く順位をあげトップ争いに加わりたい(#2)新井だが、今日の(#11)森田(直)は速かった。これまでの「ターマックは速い森田直樹」から「ターマックも速い森田直樹」に進化しレース終盤まで(#2)新井を苦しめた。
トップ(#1)森田は終始安定したペースで2位に10秒の差をつけ余裕でトップチェッカー。「ヒート2は頑張ります」と表情から笑顔が消えた(#5)日浦は2位。3位には(#2)新井。4位に(#11)森田(直)5位に(#7)吉田。6位に(#10)原島が入賞した。


圧勝のヒート1と地獄のヒート2 連覇へ黄色信号?
(#1)森田 一輝



ヒート1 3位  ヒート2 2位 チャンピオン候補は譲れない
(#2)新井 誠



■S1PROクラス 決勝レース2

レース1の結果でのスターティンググリッドとなるヒート2
レース1のウィナー(#1)森田がポールポジション。2番手に(#5)日浦、3番手に(#2)新井がフロントロー。続く4番手に(#11)森田(直)、5番手6番手に(#7)吉田(#10)原島というレース2決勝グリッド。
レース2はまるでレース1のリプレイを見ているような感じで同じ順位で1コーナーを通過し、ダートセクションへ。ここで外足を外しバランスを崩したトップ(#1)森田だったが、なんとか持ちこたえる。しかしこの時点からリズムは狂い始めていたのかもしれない。
最初のダートセクションで(#2)新井が(#5)日浦をかわし2位浮上するが次のダートでは(#5)日浦が抜き返す、共にチャンピオンを追いかける宿命の二人、まさにデッドヒート。続いて4位に(#7)吉田、5位(#11)森田(直)でオープニングラップを終了すると誰もが思った次の瞬間、最終コーナーに横たわる黄色いマシン。(#1)森田、まさかの転倒!レース後「タイヤの皮むきが完全にできていなかった、、、」と後悔するが失ったものが大きすぎる結果(12位フィニッシュ)となった。
すぐ横をかすめるように(#5)日浦(#2)新井のマシンが通過していく。この後も単独転倒した際にブーツがリアタイヤとフェンダーに挟まってしまうなど不運に見舞われた(#1)森田はドロップアウト
(#1)森田の脱落により楽になった(#5)日浦だが手綱を緩めることなく自己ベストでレースをコントロール。見事に優勝を飾り、ランキングポイントもトップ(#1)森田まで13ポイントに詰め寄った。2位には(#2)新井、こちらもトップ(#1)森田まで僅か5ポイント。チャンピオン争いが混沌としたまま残り6戦が予定されている。
3位には「今季初表彰台なので嬉しい、このまま勝ち癖をつけたい」と喜び爆発の(#7)吉田。4位には今期絶好調の(#10)原島、5位にはハスクバーナ長野の(#27)金児(敏)。デユーンモト(#24)川上は九州から2000kmオーバー遠征の疲れも見せず6位入賞を獲得した。


ヒート1 2位  ヒート2 優勝で森田とのチャンピオン争いへ猛チャージ
(#5)日浦 大治朗



今季初表彰台 このまま勢いにのりたい
リトルジャイアント
(#7)吉田 雄一




■S1 OPENクラス 決勝

17台が出走し行なわれたS1 OPENクラス。周回数は15周。
前回の世羅、前々回のエビスと同様に、何故か?今回も決勝前に雨が降り出し、一旦グリッドに整列するもマシンはピットに戻されて仕切り直し。
今回は通り雨で済んだため、全車スリックのまま再整列。
決勝スタートは2位(#4)中島がフロントを僅かにリフトさせるのを横目に、ポールシッター(#14)小原堅斗が順当にトップへ。2位(#4)中島、(#6)増田と予選順位のまま1コーナーへ。
トップ3台の後ろでは、(#90)松本に続こうとする(#8)千葉を、九州から遠征してきたDガレージ代表(#25)緒方がかわして5位浮上。
レース中盤、2位(#4)中島と横並びでジャンプを飛ぶ(#90)松本だったが着地に失敗し前転。手首を負傷しリタイアとなってしまう。 トップ(#14)小原を追う(#4)中島だが差は縮まることなく、「タイムを出そうと頑張るとタイムが落ちて、後半もういいやと気を抜くとトップタイムが出る。自分がわかりません」と話す(#6)増田が、トップを走る(#14)小原を上回るファーステストをたたき出し(#4)中島をかわして2位表彰台。(#14)小原は第2戦を欠場しているためポイントランキングでは(#4)中島に水を開けられているが、少しずつポイント差は縮まってきている。
3位は(#4)中島が表彰台をキープ。4位に(#25)緒方、5位に(#8)千葉。6位に終盤自己ベストを出し(#32)新沼が入った。


連勝街道まっしぐら!! (#14)小原 堅斗




■S2クラス 決勝

今季最多9台での決勝となった全日本S2クラス。周回数は15周。
タイムアタックの順位でグリッドが決まる予選ヒート。第3戦エビスでのリベンジを誓う(#15)大場が(#101)佐々木を僅かに抑えポールポジションを獲得。肩が治りつつある(#20)馬場が3番手。4番手(#22)西村、5番手に(#70)大森と誰が勝ってもおかしくないラインナップが今年の定番となってきている。
予選ヒート、2番手から好スタートを決めたのは(#101)佐々木。少し出遅れた(#15)大場が続き、少し間隔を置いて(#20)馬場(#70)大森(#22)西村と続く。そのままトップ争いをすると思われた(#101)佐々木がS字で序盤に転倒。トップに立った(#15)大場が予選ヒートを制した。2ndグリッドには(#20)馬場、3rdグリッドを(#70)大森が抑え決勝を迎える。
決勝は3番手から好スタートを決めた(#70)大森が、1コーナーのインへ向かうポールシッター(#15)大場を大外からまくってトップで1コーナーへ。(#70)大森と(#101)佐々木が今シーズンドライコンディションで使用するタイヤは公道用タイヤだがIRCというメーカーの特性から低温時のグリップが把握しやすく、他のレース用スリックタイヤに対してレース序盤はアドバンテージがあるようだ。
最初のダートセクションまでなんとか耐えた(#70)大森だったが、(#15)大場がバックストレートでインへ飛び込みトップ浮上。(#20)馬場も(#70)大森をパスしトップ(#15)大場を追いかける。
しかし中盤からレースが大きく動く。(#20)馬場がブレーキトラブルで転倒しリタイヤとなってしまう。労せずして2位に上がった(#70)大森と(#22)西村が激しくポジションを争う背後に、予選転倒でペースの上がらなかった(#101)佐々木が差を詰め始めた。そしてダートで(#22)西村が転倒。なんとか2位を(#70)守りたい(#70)大森だったが第2ダートで(#101)佐々木にかわされ3位に転落しレース終了。
トップを独走する(#15)大場だったがダートで軽く転倒するもご愛敬。トップのままチェッカーを受け、今季初優勝を飾った。2位に(#101)佐々木。3位に(#70)大森が入り、公道用タイヤ対決は(#101)佐々木に軍配が上がった。


第3戦エビスのリベンジを果たし優勝 (#15)大場 和樹





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