REPORT

2019MFJレディーストライアルプログラム近畿開催レポート

 近畿での開催は7月27日、28日。会場は京都府の亀岡トライアルランド。

27日

 27日は台風6号の接近で開催が危ぶまれたが、午前中はパラパラ降った程度で暑さも酷くなくグッドコンディションとなった。
 今年の西村亜弥インストラクターのテーマは「昨年は一律に正しい基礎を覚えてもらう主旨でしたが、今年は受講生もトライアル経験者が多いので、それぞれの経験や乗り方を活かして+αとしてアドバイスをして行きたい」とのこと。
 準備体操、ウォーミングアップの後は、西村インストラクターが設定したレッスン用セクションにトライ。レベル別に、連続3個岩越え、2個岩越え、ターンからの一個岩越え、岩をターンで避けるなど走行ラインがいくつもあり、さらにぬかるみからの発進などが組み合わされている。そこを受講者各自が自分で下見して、行けるレベルの走行ラインを選んで走る。一回走るごとに、一人一人にピンポイントで上手くいく走り方、見方、体の動かし方等をレクチャーし、そのアドバイスを活かして二回目、三回目とチャレンジ。さっき出来なかったところがアドバイス通りにすると行けたりするので、受講者の顔がぱっとうれしそうになる。

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 12時のランチタイムでは、みんなでテーブルを囲んでワイワイと楽しい女子会状態になった。しかし食後のアイスクリームを食べる頃にはかなり強い雨が降っていた。
 全員雨具を着込んで元気に出ていく。午後のトレーニングセクションは、雨を活かして滑りやすい斜面の登り下りと岩の組み合わせ。西村インストラクターのアドバイスで、体重移動やステップへの加重タイミングなどが上手くいけば、それまで滑って進めなかったところ、越えられなかった岩も難なく越えられることを全員が体験する。「出来たっ!」その瞬間に目の前がぱっと明るくなる感じ。それがうれしくて終了時間になっても熱心に練習が続いた。

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28日

 二日目の28日は雨の心配は無くなったが、この時期らしい蒸し暑さ。最初はゴロゴロ岩の沢のターン、上り下りという基礎的なセクションからスタート。レベル別に走行ラインが違っても、一人一人に的確なアドバイスが挟まれる。「なぜ失敗したのか?どうすれば上手く出来るか?」を端的に指摘される。それはフォームから頭の位置まで細かい内容だが、アドバイスを聞いて修正したとたんにライディングが変わった。「そう、それそれ!オッケー!」西村インストラクターから拍手や腕でOKの大きな丸で合格サインが出る。
 「行けなかったところが行けた!」その喜びはまさにトライアルの醍醐味。ポジティブアドバイスで受講者がどんどんノリノリの雰囲気になって練習にのめり込んでいく。この雰囲気作りの魔法は女性同士だからこそだ。
 途中ランチタイムも楽しくおしゃべり、午後の休憩ではアイスクリームを食べながらのおしゃべりも挟んで、最後までノリノリの雰囲気と積極トライ、レベルに合わせた的確な指摘で、受講者達は見違えるようなライディングになった。
 レベルアップのヒントは随所に隠れていて、それを個人個人に明確にすることで「行けた!トライアルって楽しい!もっと乗りたい!」と言う気にさせてくれる。ただし、それがきちんと身につくかどうかは今回のアドバイスを今後の練習で活かせるかどうかにかかっているが、特に個人でコツコツとトライアルをやっている女性にはこの雰囲気、そこから湧き上がる楽しさをぜひ味わってもらいたい。

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